【初心者向け】スペイン語をゼロから学びたい！効率的な勉強法おすすめ7選
「スペイン語を勉強したいと思っているものの、具体的に何から始めればいいのかわからない」
ビジネスや観光などの目的でスペイン語を習得したいと考えている人の中には、そんな疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。過去に何かしらの言語を習得した経験があれば、自分なりの勉強法を確立しているかもしれませんが、初めて外国語学習に挑戦するとなると、どこから手を付けるべきなのか悩んでしまいますよね。
そこで今回は、スペイン語を初めて学ぶ人に向けて、上達スピードをぐんと上げる効率的な勉強法を紹介していきます。すきま時間も活用して、実践的なスペイン語を身につけていきましょう！
目次
- ○ スペイン語の勉強を始める前に用意するもの
- ・辞書
- ・参考書
- ○ スペイン語学習の効率的な進め方
- ・Step1．発音を覚える
- ・Step2．頻出単語を覚える
- ・Step3．基礎文法を理解する
- ・Step4．定型表現を暗記する
- ・Step5．実際にスペイン語で会話する
- ○ 空いた時間でちりつも学習！初心者向けのスペイン語勉強法おすすめ7選
- ・①スペイン語のテレビ番組・ラジオ番組をチェックする
- ・②スペイン語の動画を観る
- ・③スペイン語の映画やアニメを観る
- ・④スペイン語の音楽を聴く
- ・⑤スペイン語の本を読む
- ・⑥スペイン語で日記を書く
- ・⑦スペイン語教室に通う
- ○ スペイン語習得の鍵は「継続」にあり！
スペイン語の勉強を始める前に用意するもの
まずは、あらかじめ用意しておくと便利なものを2つ紹介します。
辞書
スペイン語の勉強を始めるにあたって、まず用意しておきたいのが辞書です。初心者のうちはとにかく知らない単語ばかりなので、すぐに調べられるよう手元に1つ置いておきましょう。
なお、辞書のタイプは、紙・電子辞書・辞書アプリ、どれを使っても構いません。
参考書
独学でスペイン語を習得したいと考えている場合は、参考書も欠かせません。しかし、むやみに複数のテキストを用意してしまうと、全て中途半端になってしまう可能性があるため注意しましょう。最初はいろいろな参考書を揃えたくなるかもしれませんが、基本的には1冊、多くても文法や定型表現など各分野で1冊までに絞り込んで購入するとよいでしょう。
なお、語学教室に通う場合は専用の教材があるため、新たに購入する必要はありません。
スペイン語学習の効率的な進め方
次に、スペイン語の学習手順を紹介していきます。
必ずしもこれが正解というわけではありませんが、以下で説明する5つのステップをこなしていくことで、語学レベルを効率よく上げることができるでしょう。
Step1．発音を覚える
Step2．頻出単語を覚える
Step3．基礎文法を理解する
Step4．定型表現を暗記する
Step5．実際にスペイン語で会話する
では、詳しく解説していきます。
Step1．発音を覚える
スペイン語は英語と同じようにアルファベットで構成されているため、韓国語や中国語、ロシア語などのように新しい文字を習得する必要はありません。しかし、アルファベットの読み方は英語と若干異なるため、まずはその違いに慣れておきましょう。
例えば、英語で「エー・ビー・シー・ディー 」と発音する「A・B・C・D」は、スペイン語で「ア・ベ・セ・デ」という発音になります。
一見とっつきにくい印象を抱いてしまうかもしれませんが、実は「E（エ）」や「U（ウ）」のようにローマ字読みするものも多く、日本人になじみやすい言語ともいわれているので、比較的スムーズに覚えられるでしょう。
Step2．頻出単語を覚える
発音の仕方がわかってきたら、単語を覚えて語彙を増やしていきましょう。
ただし、単語帳などを用いて関連性のない単語を1つずつ覚える方法はあまりおすすめできません。なぜなら、文字列と意味を丸暗記するだけでは各単語の印象が残りづらく、定着するまでに時間がかかってしまう可能性があるからです。最終的な目標は「単語を覚えること」ではなく、「単語を実践で使えるようにすること」なので、例文とセットで覚えたり、長文を訳しながら単語の意味を調べたり、何かしらのシチュエーションと紐づけながら、その意味を理解するようにしましょう。
また、スペイン語の単語を学ぶうえでは、名詞の性を意識することも忘れてはいけません。日本語や英語と違って、スペイン語の名詞には「男性名詞」と「女性名詞」という概念があります。この名詞の分類によって冠詞や形容詞などの形が変わるため、単語を覚えるときには名詞の種類もチェックする癖をつけておくようにしましょう。ちなみに、名詞の分類には法則性があり、単語の語尾が「o」で終わるものは男性名詞、語尾が「a」で終わるものは女性名詞となっているケースが多いです。例外もあるのですべての単語には当てはまりませんが、目安の1つとして覚えておくとよいかもしれません。
Step3．基礎文法を理解する
単語学習と並行して、文法の勉強も進めていきましょう。
初めから全ての文法をマスターするのは難しいため、まずは基礎的な文法だけで構いません。最初から応用的な文法まで習得しようとすると、知識が身につきにくくなるだけでなく、挫折のリスクも高まります。基本を固めてから挑戦することで理解できる部分もあるので、まずは文法の基本ルールやよく使う動詞の活用形などを覚えていきましょう。
Step4．定型表現を暗記する
スペイン語の基礎的な部分を把握できたら、日常会話でよく使うフレーズをインプットしていきましょう。挨拶や自己紹介、お決まりの表現など、頻出のものを覚えるだけで、一気に意思疎通が図りやすくなります。単語を入れ替えて応用することもできるので、表現の幅も広がるでしょう。
なお、フレーズを暗記するときは、実際に声に出しながら覚えるのがベストです。意味を理解しながら繰り返し音読することで、記憶に定着しやすくなります。実践の場でも自然にスペイン語が出てくるようになるので、相手が目の前にいるのを想定して発音も練習してみてください。
Step5．実際にスペイン語で会話する
新しい言語を習得しようとすると、単語の暗記や文法の勉強といった机上の学習に力を入れてしまいがちです。しかし、活きたスペイン語を身に着けるためは、実際にネイティブスピーカーとコミュニケーションを取りながら覚えるのが一番。スピーキングに自信を持てないうちは相手に遠慮してしまうかもしれませんが、成長するための近道は「とにかくたくさん話す」ことなので、失敗を恐れず積極的に会話していきましょう。
空いた時間でちりつも学習！初心者向けのスペイン語勉強法おすすめ7選
最後に、スペイン語を効率よく上達させるための勉強法を紹介していきます。
参考書や単語帳などのテキストを用いた学習ももちろん大切ですが、実際に使いこなせるようになるためには、普段の生活の中でスペイン語に触れる機会を増やすことが重要です。すきま時間でサクッとできるものばかりなので、日常にスペイン語を取り入れて学習の習慣化を目指してみてください。
①スペイン語のテレビ番組・ラジオ番組をチェックする
②スペイン語の動画を観る
③スペイン語の映画やアニメを観る
④スペイン語の音楽を聴く
⑤スペイン語の本を読む
⑥スペイン語で日記を書く
⑦スペイン語教室に通う
では、1つずつ解説していきます。
①スペイン語のテレビ番組・ラジオ番組をチェックする
すでに知っている人も多いかもしれませんが、テレビやラジオで定期的にスペイン語講座が放送されています。15～30分と比較的短い放送時間ですが、継続的に視聴することで耳がスペイン語に慣れてくるので、興味のある方はチェックしてみてください。
②スペイン語の動画を観る
スペイン語学習の補助として、YouTubeで語学系チャンネルを観るのもおすすめです。初心者向けのものから上級者向けのものまで、さまざまな動画がアップロードされているので、自分のレベルに合わせて動画チャンネルを選ぶことができます。
また、語学系チャンネルに限らず、好きなスポーツ選手やアーティストのインタビュー動画などを観るだけでも勉強になります。スムーズに聞き取れるようになるまでは時間がかかるかもしれませんが、動画の視聴を習慣的に続けることで、ネイティブな発音やアクセントが分かるようになってくるでしょう。
③スペイン語の映画やアニメを観る
映画やアニメが好きなら、現地の作品を観てスペイン語を勉強してみてはいかがでしょうか。特に、子ども向けのアニメは出てくる単語やフレーズが簡単なものばかりなので、リスニングに自信がない人でも挑戦しやすくなっています。自分の語学レベルを把握するためにも、できれば最初から音声だけで観るのが理想ですが、内容についていけない場合はスペイン語字幕をつけても問題ありません。わからない単語や表現が出てきたら、その都度調べて語彙を増やしていきましょう。
④スペイン語の音楽を聴く
聴く力を強化したいなら、スペイン語の音楽を聴くのも効果的です。ただ聞き流しているだけでも無意識にスペイン語が耳に入ってくるので、だんだんスペイン語の音そのものに慣れてきます。繰り返し聞くことで反復学習にもなるので、楽しみながらリスニング力を鍛えられるでしょう。
⑤スペイン語の本を読む
読む力をつけたいときは、スペイン語で書かれた本をたくさん読んでみてください。最初は読むのに手間取りますが、語学力が上がるにつれて内容がスムーズに入ってくるようになります。スペイン語訳された日本の作品もあるので、最初からスペインの本を読むのは不安…という方は、なじみのある作品から試してみてはいかがでしょうか。
⑥スペイン語で日記を書く
書く力を伸ばしたい場合は、日々の出来事をスペイン語で書き起こしてみましょう。日記をつけることでスペイン語に触れる時間を増やせますし、書くためには新しい単語や動詞が必要になるので、必然的に語彙力があがっていきます。実際にあったことを頭に思い浮かべながらスペイン語に変換することで、映像と意味がセットで脳に刷り込まれていくため、記憶にも定着しやすいでしょう。
⑦スペイン語教室に通う
スペイン語の勉強を始める際に、教室に通うべきか独学で学ぶべきか悩む人も少なくないでしょう。
初心者の場合はスペイン語教室に通って正しい知識や発音を身につけるのがおすすめです。
もちろん、独学で習得することも不可能ではありませんが、教室に比べて独学は、ネイティブなスペイン語に触れる機会がどうしても少なくなってしまいます。疑問点が出てきた際もすぐに質問できる相手がいないため、途中で行き詰ってしまう可能性もあるでしょう。
一方、語学教室であれば、些細な疑問もその場で質問してすぐに解決できます。ネイティブスピーカーの講師が在籍する教室も多く、定期的にアウトプットの場も設けられるので、実践的なスペイン語をマスターできるでしょう。
スペイン語習得の鍵は「継続」にあり！
ここまでスペイン語の効率的な勉強法を紹介してきましたが、何よりも大切なことは学習を「継続」させることです。ただ、学習とはいえ、必ずしも机に向かう必要はありません。休みの日に好きな映画を観たり、移動時間に音楽を聴いたり、普段の生活の中にスペイン語を聴く習慣を取り入れることで、ゆっくりでも着実に語学レベルを向上させることができます。苦しい方法を無理して続けても、途中で挫折してしまっては元も子もないので、楽しく継続できる方法でスペイン語の習得を目指してみてください。
なお、弊社ではスペイン語・ブラジルポルトガル語を専門に語学レッスンを行っております。グループレッスン、プライベートレッスン、オンラインレッスン、通信教育講座など、多彩なレッスン体系を用意しておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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